岡山市民親善訪問団レポート(1/31-2/8)とフォトブック
市民親善訪問団レポート
期間-2009年1月31日~2月8日
訪問地:コスタリカ サンホセ・モンテベルデ・アレナル
参加者:25名
企 画:コスタリカ交流協会・岡山市・両備ツアーズ
1969年1月27日岡山市はコスタリカ共和国サンホセ市と姉妹都市縁組を締結しました。以来多岐にわたる交流を通じ、友好の絆を深めてきました。 2009年はちょうど40周年を迎えます。今回の市民訪問団は、姉妹都市縁組40周年記念行事の一環として派遣され、新市長マウレン・クラーク氏を始め、 サンホセ市民との交流やコスタリカ観光を通して、友好交流を深め、見聞を深めることができました。
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今回の訪問団は参加者25名と比較的少人数の派遣となりましたが、団としてのまとまりや和気あいあいとした雰囲気がたいへん素晴らしく、また一日一日の行事も充実しており、9日間があっという間に過ぎていきました。このレポートでは、今回の訪問団を写真を交えて振り返り、記録として残し、また残念ながら訪問団に参加できなかった会員の方にも、その雰囲気をお届けするものです。カラーの写真はウェブサイトに掲載してありますので、そちらもあわせてご覧いただけると幸いです。感想・ご意見などもお寄せ下さい。(事務局 臼井)
1月31日(土) 岡山空港出発
コスタリカに行ったことがある参加者は25名中3名。みんなドキドキで飛行機に乗り込みました。ソウル・ロスを経由してコスタリカに入るルートで長旅でした。参加者は、市長を始め70歳代の方が少なくとも7名おられ、平均年齢は結構高めでした。その割にはみなさんお元気で、よく食べ、よく眠り、よく笑い、よく歩き、しっかり買い物し、疲れしらずの健康体でびっくりでした。
2月1日(日) 深夜 ロス空港からいざコスタリカへ
コスタリカに着いたその日に岡山公園での記念行事が予定されています。出しものとして「炭坑節」「桃太郎音頭」「上を向いて歩こう(スペイン語)」などを披露することになっていました。練習不足が気になるメンバー。自然と踊りや歌の練習が行われました。若狭さんの掛け声で、空港のロビーには眠気も吹っ飛ばす楽しい踊りの輪ができ、本番に備えて準備万全です。
2月1日(日) 上空からコスタリカ北西部グァナカステを眺めて
ロスから6時間ほど飛ぶとコスタリカです。現地時間9時前。コスタリカが見えてきました。どんな出会いが待っているのか、始めてコスタリカに来る人も、そうでない人も期待で胸が高鳴ります。上空から見るコスタリカは、高層ビルや道路といった機械的な建造物はあまり見あたらず、どこも緑の大地が広がりエコランド・コスタリカの様相を呈していました。
2月1日(日) 国立博物館
コスタリカの歴史や文化をざっくりと知るために、まずは国立博物館からスタート。中庭には「世界の七不思議」といわれているコスタリカの「真球」が飾られていました。何のために作られたのかも、どのようにして作られたのかも、はっきり分かっていないそうです。固い花崗岩をきれいな真円に仕上げた古代人の技術には脱帽です。ローソクツリーなど日本では見かけない植物も生えていました。
2月1日(日) 岡山公園で姉妹都市縁組締結40周年記念式典
岡山公園といえば姉妹都市縁組締結30周年を記念して、岡山市がサンホセ市にプレゼントしたもの。公園内の高台には桃太郎がお供を連れてサンホセ市を見守っています。今では市民の憩いの場としてもたいへん人気なんだとか。サンホセ市役所の楽団が、とても盛大に場を盛り上げ歓迎してくれました。両市長のあいさつがあり、記念植樹や交流行事等が行われました。
2月1日(日) 青年海外協力隊(JICA)の活動報告会
コスタリカのJICAでは岡山にゆかりのある隊員が活躍しています。松本亮太さん(写真)はベナード島でエコツーリズムプロジェクトを担当しています。またボーイスカウトのキャンプで、桃太郎を紹介したりしています。角田守さんはランカスター植物園でシニアボランティアをされており、日本庭園の造園にも携わっておられるとのことでした。現地で活躍する岡山人にエールを送りたいと思います。
2月2日(月) サンホセ市役所表敬訪問
1月21日にサンホセ市長に就任されたばかりのマウレン・クラーク市長を訪ねて市役所を訪れました。クラーク市長は岡山への表敬訪問を実現したいと述べられ、団員全員にコスタリカコーヒーとシロップのおみやげを手渡しました。写真は高谷市長へ「名誉訪問者証」を授与しているところです。ロビーにはエンリケ氏撮影の岡山の写真が飾られ、歓談のときがもたれ交流が図られました。
2月2日(月) メリーアリス邸にてランチのご招待
コスタリカで活動する岡山サンホセ交流協会のメンバー、メリーアリスさんとマリアムさんが岡山市民親善訪問団のコスタリカ訪問を記念して昼食に招いてくれました。市長からお礼にひな人形がプレゼントされ、団員が「おひなさま」の歌を合唱しました。お返しにマリアムさんが満州娘の歌を披露し、皆が自然と唱和し意気投合。楽しい時間を過ごしました。
2月2日(月) テレビ13チャンネルに高谷市長出演
13チャンネルのイネス・サンチェスさんといえば、コスタリカでも長年日本文化の紹介をされてきた方で、日本でいう「徹子の部屋」的なトーク&情報番組をもっていらっしゃいます。今回の市民親善訪問団団長高谷市長をゲストにお呼び下さり、昼下がり、コスタリカ市民へ向けて、サンホセ市にある岡山公園のこと、岡山市のことなど紹介するときを持つことができました。
2月2日(月) 国立劇場を観覧
国立劇場は、かつてコーヒーの輸出産業で栄えたコーヒー貴族がコーヒー豆の出荷量に応じて自ら課した税金で建てられたものだそうです。パリのオペラ座を模して作られ、当時のコスタリカの文化高揚に大きく貢献しました。2階広間の天井にはどこから見てもこちらを見ている天使の絵があり、脇の部屋には27歳で大統領になったコスタリカの大統領の肖像画が飾られてありました。
2月2日(月) 黄金博物館
コスタリカの貨幣単位はコロン。コロンブスの意味です。コロンブスがコスタリカを発見したのは1502年、インディアンたちが金細工を身につけていたことから、コスタリカには金がたくさん出ると思いこみ、インディアンを殺害し侵略・支配していきました。コスタリカ(スペイン語で豊かな海岸の意)の語源は、海岸の豊富さだけでなく「富をもたらす港」であったとも言われています。
2月2日(月) 大使公邸にて歓迎レセプション
山口駐コスタリカ日本大使のお招きで、大使公邸で歓迎レセプションが催されました。岡山市とサンホセ市の友好に寄与する関係者らが招かれ、食事をしながら歓談のときが持たれました。またホールには岡山の特産品である烏城紡ぎや備前焼や撫川うちわや竹久夢二の作品などが展示され、岡山のことを紹介したビデオも上映されました。
2月2日(月) コスタリカ地震義援金贈呈式
1月8日にコスタリカのポアス火山付近を激しい地震が襲いました。地震後、家を失い、テント生活を送る震災者らのために緊急家屋を建設し、支援活動を行うNGO「ウン・テチョ・パラ・ミ・パイス」に対して義援金を寄付することにしました。代表アンドレア・フェルナンデスさんを大使公邸レセプション会場にお招きし、市民から集められた6700ドルと市議会からの1000ドルを手渡しました。
2月3日(火) 生物多様性研究所(INBIOパーク)で
コスタリカは世界でも指折りの生物多様性に富む国です。そこに棲息する生き物のリストを作成する目的で建てられた生物多様性研究所を訪問しました。またコスタリカをゾーン分けして森を再現しているINBIOパークを歩き、いろいろな植物・生き物を観察しました。モルフォチョウ、ボボ、ナマケモノ、イグアナ、タランチュラ、ボア(ヘビ)、アカメアマガエルなどを見ることができました。
2月3日(火) ジセルさん企画の盛大なパーティに招待される
32年前だんなさんが岡山医大に留学、岡山で過ごした1年の間、岡山の人にたいへん親切にされたお返しのつもりと、ジセルさんファミリーが大集合して、岡山市民親善訪問団を歓迎してくれました。トロピカルフルーツから始まり、コスタリカの伝統的な踊りや食事でもてなされ、最後にはみんな総出でカーニバルの踊りの渦がわき起こり、ラテンならではの熱い盛り上がりようでした。
2月4日(水) エコツーリズムの発祥の地モンテベルデ自然保護区
カリブ海側にせり出した寒冷前線の影響で、乾季にもかかわらずあいにくの雨模様。ホテルの屋根も飛んでいきそうな強風で、眠れなかった人も多かったようでした。この日は、森歩きのプロ、ガイドのメルビンさんといっしょに雨の自然保護区を歩き、お目当ての「ケツァール」に遭遇できるか目と耳を懲らします。望遠鏡越しに、雨に濡れてもなお気品漂う森の王者を見た時は、皆興奮しました。
2月4日(水) ツリートップウォークと昆虫博物館
熱帯雨林に育つ植物は、光を求めて枝を広げ高く背を伸ばし、ところせましと棲息しています。そのため下から上を見上げても樹冠にはばまれ視界はよくありません。そこで木の高さの目線から、森を観察できるスカイウォークというアトラクションが人気です。樹冠付近に宿るいろいろな着生植物を目の高さで観察できました。隣接する昆虫博物館も所蔵数1万点(展示5千点)と圧巻でした。
2月4日(水) 近くのアイスクリーム屋さんでちょっとした国際交流
予定外に時間の空いてしまったモンテベルデの午後、近くのスーパーマーケットで買い物をした後、コーヒーを飲みに寄ったアイスクリーム屋さんで、どっと子どもたちに囲まれました。その訳は、包装紙で作ったかぶとや折り紙の風船や鶴。思いがけない地元のこどもたちとのふれあいに、思わず童心に戻ったお母さんたちの満面の笑みが印象的でした。
2月4日(水) モンテベルデといえば、、、オオカミ男WOLF
モンテベルデの第一人者ウィルフォード・ウィンドン氏(通称WOLF)、保護区職員メルセデス・ディアス氏、カナダのジャーナリストで最近「walking with Wolf」という本を出版したケイ・チョーノック氏を、夕食に招きモンテベルデの自然保護の取り組みなど学びました。夕食後は3人を囲んで夜遅くまで、モンテベルデの歴史や自然保護事情について意見交換し、有意義な交流のときとなりました。
2月5日(木) タバコンリゾート 大自然に抱かれて癒し
行程も終盤となり疲れもピーク。翌日からの長いフライトにも備えて、火山国コスタリカならではの演出。タバコンリゾートはアレナル火山のふもと湧き出る温泉を利用して作られた保養施設。周りは熱帯のジャングルに囲まれていて、温泉の流れる川に飛び込めば、身体は芯から温まり、入ってくる緑に目は癒されます。自然を愛する世界中からの旅行者がここで身体を休めていました。
2月6日(金) カレータの里サルチー村
カレータは牛にひかせる牛車。かつてはコーヒー豆を運ぶために使われていました。サンホセから12日かけてプンタレーナスの港まで運んだといいます。道が悪く、雨季にはぬかるんだりするため、馬より牛の方が適していたそうです。もともとは装飾はなかったカレータですが、所有者を識別するため、また富の象徴として派手な絵柄が描かれるようになったとのことです。
2月6日(土) サンホセ空港から日本へ
あっという間のコスタリカ滞在(5泊6日)でした。短い期間でしたが、充実したプログラムと地元の人たちとの温かい交流は遠路はるばるコスタリカまで行った甲斐がありました。温かいコスタリカ人のもてなしとコスタリカの雄大な自然は訪問団員の心に強く響いたことでしょう。今回の訪問で、岡山市とサンホセ市の今後の交流が、さらに密に、より堅固に発展する礎を築けたようにも思います。
1月31日(土) 岡山空港出発
2月1日(日) 深夜 ロス空港からいざコスタリカへ
2月1日(日) 上空からコスタリカ北西部グァナカステを眺めて
2月1日(日) 国立博物館
2月1日(日) 岡山公園で姉妹都市縁組締結40周年記念式典
2月1日(日) 青年海外協力隊(JICA)の活動報告会
2月2日(月) サンホセ市役所表敬訪問
2月2日(月) メリーアリス邸にてランチのご招待
2月2日(月) テレビ13チャンネルに高谷市長出演
2月2日(月) 国立劇場を観覧
2月2日(月) 黄金博物館
2月2日(月) 大使公邸にて歓迎レセプション
2月2日(月) コスタリカ地震義援金贈呈式
2月3日(火) 生物多様性研究所(INBIOパーク)で
2月3日(火) ジセルさん企画の盛大なパーティに招待される
2月4日(水) エコツーリズムの発祥の地モンテベルデ自然保護区
2月4日(水) ツリートップウォークと昆虫博物館
2月4日(水) 近くのアイスクリーム屋さんでちょっとした国際交流
2月4日(水) モンテベルデといえば、、、オオカミ男WOLF
2月5日(木) タバコンリゾート 大自然に抱かれて癒し
2月6日(金) カレータの里サルチー村
2月6日(土) サンホセ空港から日本へ


















